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「鏡 心」完全版

 
「鏡 心・完全版」遂に誕生!

 この作品「鏡心・完全版」は、2004年、韓国全州映画祭プロデュースにより制作された、「デジタルショートフィルム・3人3色・2004」の3本の中の1本として映画祭に提出された短編作品、「鏡心」がその母体となっています。
 しかし、この短編「鏡心」(混同を避けて、今後は「Mirrored Mind」と呼ばれます)と、今回の「鏡心・完全版」は似ているようで、全然別物であると石井聰亙監督は断言します。

 「鏡心」は、確かに、当初は、全州映画祭で上映する短編作品として映画祭側から制作依頼されました。ですが、作品完成前より、映画祭側が定めた制限時間の枠、画質や音質の枠、予算の枠等に収まらない作品内容に石井監督自らが困り、自力での完全版の制作を決意し、構想を練り始めました。
 短編版は、映画祭規定に沿った形で3月に完成させ、提出。
 2004年4月の映画祭での上映後、映画祭側の好意と事前の契約により、その短編素材が石井監督へ提供され、それを元に、ここから正式に、石井聰亙監督の完全なる自主制作作品として、改めて「鏡心・完全版」の製作がスタートしました。
 一部の追加撮影後、20分を越える上映時間の延長と編集の完全やり直しがなされ、当初からの希望であったハイビジョン24Pフォーマットへの全面変換(短編版はデジタルベータ画像、さらに東京上映はダウンコンバートのDVでなされた)、音響や音楽の100%やり直し、そして3D立体音響化ミックスを経て、この度、遂に、石井監督の構想通りに納得のゆく形での完成を見たのです。

 ただ、韓国全州映画祭を始め映画祭上映のみの作品として完成させた短編版「Mirrored Mind(鏡心)」が、石井監督の理解を越えて、「鏡心・完全版」製作中に、日本でも上映公開される事になってしまいました。ですから石井聰亙監督の新作映画「鏡心」といえば、まだ、この短編版「Mirrored Mind」をさすものだと思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、映画「鏡心・完全版」は、短編版とは全く違う意図の元に組み立てられた映画作品です。

 上映時間の短さや音響や映像の限界から、短編版はハード・ドキュメント的なクールな構成にせざるを得ませんでした。
 一方、今回の完全版は、上映時間の制限をはずした事や、ハイビジョン24P映像の特質を存分に生かせた事、立体音響の特質を存分に生かせた事などから、全体の作品の流れを、本来の石井監督の構想通りのリズムに出来、また短く、またはカットせざるを得なかったシーンを完全に再現でき、映画のクライマックスであり最大の見せ場でもある「魂の旅」のパートも、石井監督の構想通りに満足のゆく長さ、画質、音質で完成させる事ができたのが今回の「鏡心・完全版」なのです。

 もし、既に「鏡心」を短編版でご覧になった方がいらっしゃいましても、この「完全版」はきっと違う映画として、新鮮な体験として堪能していただけると思います。


 
 

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